昔からの知恵袋
昔から「産後の女性に本を読ませてはいけない」と言われています。いったいなぜでしょうか?
それは、出産間もない女性は目が弱っているからと言われています。
東洋医学ではこの目と肝は「経絡」(ツボの道筋)という通り道でつながっていると考えられています。
この肝の重要な働きの一つに「血液を貯蔵すること」があります。
出産時にはたくさんの血液を失います。すると肝の血液も足りなくなり、さらに目も弱りやすくなると考えられます。
現代ではスマホなどにより、本以上に目に負担をかけてしまっていることも考えられます。
産後は目を使わない。
「本を読んではいけない」とは産後の女性のカラダを守る知恵なのですね!
(中医学ってなんだろう①人間のしくみより改変)